バタフライを楽するコツ1

バタフライを楽に泳ぐコツについて考えてみます。競泳ではなくてフィットネスとしてバタフライを泳ぐ場合、どうやれば楽になるのか考えてみることにします。

ゆっくりと泳ぐ

道を歩いたり走ったりすることを考えてみます。ただ歩くだけなら何時間でも歩けます。ですが、全力で走ると走れる距離は短くなります。競技で50m走るのと10Km走るのでは走り方がちがいます。また、走る速度も違います。全力で走ると1分も走れない人でも、走る速度を下げて行けば何時間でも走る事ができます。

水泳でも同じです。泳ぐ速度が速くなれば疲れます。クロールでも平泳ぎでも同じです。長く泳ぐためにはゆっくりと泳ぐ事が必要なのです。

ゆっくりと泳ぐのが難しいバタフライ

バタフライには浮き沈みのリズムがあります。そのためゆっくりと泳ぐのが難しいです。それでも少しずつテンポを下げていくとゆっくりと泳ぐことが出来るようになります。テンポを下げればそれだけ楽になります。

テンポを下げるコツ1潜る

良く使われる方法が、潜るというやり方です。両手をリカバーで戻した直後に水中に潜れば、身体が浮いてくるまでの間は休息できますし、潜って浮いてくるまでに時間がかかるのでテンポがゆっくりになります。

テンポを下げるコツ2無理やり休憩する

リカバリーしたら、そのまま伏し浮きをして数秒休むという手段もあります。リカバリーしてそのまま死体のように浮いて、少したってから潜り直してストロークを始めるというやり方もあります。

テンポを下げるコツ3ストロークをゆっくりする

ゆっくりと水をかくと、かなり楽です。リカバリーしたらゆっくりとアウトスイープをして、そこからゆっくりと水をかきます。この場合の欠点は水面から身体が持ち上がる量が減るということです。肩が出て、呼吸ができるギリギリまでゆっくりとストロークすると楽になります。

テンポを下げるコツ4無呼吸のストロークをゆっくりにする

たとえば3度リカバリーする間に1回だけ呼吸するようにするとします。2回は顔を水につけたままにします。この場合、顔に水を付けている間は身体を水面から出す必要が無いので、どんなにゆっくりとストロークしても大丈夫です。呼吸をする回だけ頑張ります。これによって平均のテンポを下げます。つまり2回ゆっくりして1回普通に泳ぐわけです。

おわりに

今回はゆっくり泳ぐという着眼点で考えてみました。では・・・