イラストレーター2023フォントのアウトライン化のやり方

何故フォントのアウトライン化が必要か

印刷データーを入稿する場合、フォントのアウトライン化が必要です。フォントはコンピューターの内部に格納されている文字の外形のデーターです。データが印刷機の中で文字化けをしないようにするためには、フォント情報を取り除かなければならないからです。

簡単にポイントだけを説明すると

フォントのアウトライン化はフォンとを選択して、書式メニューのフォントのアウトライン化を実行するか、ショートカットキーのコントロール+シフト+Oを押してアウトラン化します。

もう少し手の入った一般手順の説明は

フォントをアウトライン化するまえに、全てのオブジェクトのロックを解除するを選んでロックを解除します。つぎにコントロール+Aを使って全てのオブジェクトを選択します。その状態で書式メニューのフォントのアウトライン化をします。こちらの方が入稿前の手順としては一般的だとおもいます。

見落としやすいポイント

アウトライン化をしたつもりで上手くできていない場合のチェックポイントです。

ロックがかかってるレイヤーに文字がある場合

ロックがかかってるレイヤーに文字がある場合、その文字はアウトライン化されません。全てのロックを外してからアウトラインにします。

非表示レイヤーに文字がある場合

ロックと同様に非表示レイヤーに文字がある場合、その文字はアウトライン化させません。印刷入稿の場合、非表示レイヤーは思わぬトラブルの元になります。かならず非表示レイヤーは全部削除しましょう。

空文字がある場合

画面上で見ても見えない空文字がある場合、その文字が残ってしまうことがあります。空文字をのこさないためには、「全てを選択」ウインドウズならコントロール+Aを使って全てを選択してからアウトラインにします。

入稿前の最後の確認

必ず書式メニューのフォント検索で残したフォントがないか確認してから入稿します。